Works店長の作業日記

2020年12月15日

MAKINO オーバーホール。


MAKINO(マキノ)オーバーホール。ホイールはフルクラム RACING ZERO CARBONをご愛用です。フロントハブ内部はクリーム色のグリスがほぼそのままクリーム色で残っていました。ただ、汚れていなくても劣化はします。リアハブ内部はもうクリーム色が黒くなっていました。このハブにはUSBというセラミックベアリングが採用されています。CULTというセラミックベアリングもあります。CULTの場合はグリス不要というおおきなメリットがあります。
DURA-ACE(デュラエース)リアディレイラーはカーボン製で軽量化されたプーリーケージやベアリング入りプーリーなど目立たない部分で高性能化されています。ブレーキキャリパーは小さなローラーが1個ありまして、このローラー部が汚れてきますと作動が重くなります。この部分はカバーなどありませんので、クリーニングした後グリスを塗布しますと汚れが付着しやすくなります。私はナスカルブを一滴塗布します。キャリパーのコンディションを仕上げて、ケーブルルーティングを適正にしますとDURA-ACE(デュラエース)らしいブレーキフィーリングになります。
http://www.makino-cf.com/naska.htm

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