Works店長の作業日記

2021年10月25日

ディスクブレーキの異音

 

 

こんにちは! 京都出町TAKENAKAです。ディスクブレーキのロードバイクをご愛用のお客様から「ブレーキをかけると、フロントブレーキからキューと音がするようになりました」というご相談をいただきました。ありがとうございます。まず考えられる原因は油系の汚れがブレーキローターに付着したのでは、ということでローターとブレーキパッドをWAKO’Sのフォーミングマルチクリーナーとブレーキパーツクリーナーの名コンビでクリーニングしてみました。結果は完全にはキューという音を消すことは出来なかったのですがかなりましになりました。クリーニングの効果はあったようですのでこのクリーニングを2回、3回と繰り返せばもっと消えるかもしれません。

長い峠の下り坂を走った後などでブレーキをかけなくてもブレーキから異音が発生することがあります。そのまま使っているとたいていいつの間にか異音はしなくなっています。もしかしますと、長い下り坂でブレーキローターが高温になることが原因ではと思います。

ディスクブレーキのロードバイクをメンテナンスする場合、スプレー式のチェーンオイルをご使用になる時はオイル成分が浮遊しますのでブレーキローターやキャリパーにカバーをして下さい。出来ればナスカルブのようなリキッドタイプをおすすめします。リキッドタイプはスプレータイプよりも多少面倒かもしれませんがオイル成分が浮遊することはありませんので特にディスクブレーキの場合は安心です。

ナスカルブはたいへん高い潤滑性脳なので少量の塗布で十分です。サイクリングの後はパーツクリーナーなどを使わなくてもから拭きすれば表面の汚れは取れます。雨天走行後やリンクの内側に汚れが目立ってきたあたりでクリーナーを使っていただければよいと思います。

 

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