Works店長の作業日記

2016年12月10日

CAMPAGNOLO POTENZA カンパニョーロ ポテンツァ


2002年よりご愛用のPINARELLO OPERA(ピナレロ オペラ)のメインコンポをカンパニョーロ POTENZAに載せ替えというご依頼。ピナレロの兄弟ブランドとしてのオペラがありますが実はピナレロにオペラというモデルが存在しました。スチールフレームをベースにフロントフォークとシートステーにカーボンを採用していました。スチール製と見間違うほどのスマートなシートステーはTIME(タイム)から供給されていました。この時代のピナレロはパリ(初代)からプリンス(初代)へとつづくアルミベースのフレームをプロチームに供給しており一般ユーザーにもたいへん人気がありました。それらとほぼ同価格帯のオペラは今でいうところのグランフォンド系という存在でした。このオペラのオーナーはカーボンフレームも乗り継いでおられますがこれだけは手放さずに愛用されています。
 カンパニョーロでは POTENZAをポテンツァと発音しますがブリヂストンタイヤのPOTENZAと同じくポテンザと発音するかたもおられます。ポテンツァはシマノ・アルテグラをライバルとして開発されました。カンパニョーロ・アテナは廃番となりポテンツァが11Sコンポーネントのエントリーグレードになります。これで11Sコンポーネントはポテンツァからスーパーレコードまで全てクランクセットのデザインが4アームになりました。今回はお客様のリクエストでクランクセットはカーボン製5アームのアテナを採用しました。アテナのクランクセットでクランク長170mmはもう入手できませんが165mm、172.5mmで50×34Tはまだ入手可能です。(12月10日時点)
 カセットギアはローギア29Tを選ぶ場合、ポテンツァではトップギアが11TになりますがCHORUS(コーラス)には12Tトップ、29Tローがありそれを選択されました。アテナではアルミ仕様とカーボン仕様が用意されていましたが、ポテンツァではアルミ仕様のみになりました。カラーは今や定番のブラックに加えてシルバーが用意されているのは嬉しいところです。お問い合わせお待ち申し上げております。

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