2017年2月9日
カンパニョーロ テクニカルセミナー
8日(水)はカンパニョーロ(フルクラム) テクニカルセミナーを受講してきました。新製品の取り扱い説明などがメインです。お客様がカンパニョーロをご希望される理由は色々ありますがエルゴレバーのシフト操作でリアをロー側からトップ側へ数段一気にシフト出来る点を評価される方がおられます。コーラス、レコード、スーパーレコードはそのような仕様になっていますがポテンツァは一段ずつのシフトになっています。そこでメインコンポをポテンツァにする場合でもエルゴパワー(ブレーキレバー/シフト)だけをコーラス以上にすればロー側からトップ側へ数段一気シフトが出来るのではと思っていたのですが、残念ながらその組み合わせではきちんと作動しないそうです。この件以外でも互換性はその都度確認するのがよさそうです。
ホイールにつきましてはフルクラムのロード用ディスクブレーキ対応モデルの充実ぶりが際立てきました。カーボンホイールでチューブラータイヤですとスピード40T DB、カーボンホイールでクリンチャータイヤの場合はレーシング クアトロカーボン DB、アルミホイールですとレーシング ゼロ DBが用意されます。レーシング ゼロ DBはリム規格が19Cで推奨タイヤ幅は28mm~40mmとなっています。ほんの20年ほどまえ、「20Cか23Cかどっちにしようかな」などという会話が日常的だったころから考えますと変化の大きさを感じます。
カンパニョーロのロードディククコンポはほぼ最終段階まで出来ているようでプロチームでテスト中とのことです。スピード40Tとスピード40T DBではリムの形状が違います。ディスクブレーキの普及が進みますとホイールの専用設計もいっそう進みそうです。
http://www.riogrande.co.jp/brand/node/2440