こんにちは! 京都出町TAKENAKAです。お待たせしました、CARRERA(カレラ)ER-01のオーバーホールが完了です。通常オーバーホールを承りますと、まず組付けられていますコンポーネントを外しましてクリーニングしながら各部の摩耗・疲労具合を確認します。コンポーネントを外したフレームの状態ですとヘッド部、ボトムブラケット部のベアリングチェックもしやすくなります。前後ディレイラー、ブレーキキャリパーもフレームから外しますとクリーニングしやすくなりますし、リアディレイラーのプーリーを外してクリーニング・注油もできます。このプーリーの軸部分に雨水などが侵入し錆が出ますと変速操作をするたびにキュルッと異音が出ることがあります。クリーニングしまして新しいグリスを塗布しまして組付けますと滑らかな回転と水分の侵入を防ぐことが出来ます。フロントギア、リアスプロケットもクリーニングしまして痛み具合を確認します。ヘッドベアリング、フロントギア、リアスプロケットは今回交換の必要はありませんが次のオーバーホールが2、3年後としますとその時は交換した方が良い状態かもしれません。オーバーホール時はこのようにコンポーネントを外しますので少なくともブレーキケーブル、シフトケーブル、バーテープは交換することになります。その他にチェーン、ブレーキシュー、タイヤ/チューブなどもオーバーホール時に交換することがあります。オーバーホールをしますと、機械的なコンディションはほぼ新車時のようになります。点検・整備で安心安全!