Works店長の作業日記

2019年10月15日

ラレー CRF サモアブルー 420mm


きっとサモアの海はこんなブルー! ラレー CRF サモアブルー 420mmをお買い上げいただきました。ありがとうございます。今回のお客様は身長158cmの女性です。CRFのサイズ展開から適正サイズを考えますと420mmか480mmのどちらかになります。適正シートハイトを算出しますとCRAの450mm、CRTの460mmあたりがちょうどよいのですが、CRFですとやや小さめの420mmかやや大きめの480mmになります。
こういう場合に考えたいのはヘッドチューブの長さとトップチューブの長さです。トップチューブの長さは結局サドルからグリップまでの長さをトータルで見るわけでハンドルステムの変更で調整できます。ヘッドチューブの長さはハンドルステムの高さ調整(=グリップの高さ調整)に影響します。実はCRF480mm、420mm、CRA450mm、CRT460mmのヘッドチューブ長はすべて90mmです。今回のケースではトップチューブ長/ハンドルステム長の違いはありますが、この4サイズどれでも、腰・グリップ・ペダルの3点ポジションはほぼ同じにつくることが出来ます。トップチューブが水平で設計されるホリゾンタルデザインではフレームサイズの変化にともないヘッドチューブ長も必ず変化しますが一般的なトップチューブが斜めになっているスローピングデザインではこのようにフレームサイズが60mm違ってもヘッドチューブ長は同じということがあります。同じポジションをつくれるなら420mm、480mmどちらにしても良いわけですが420mmの方がトップチューブが8mm短いことと、420mmの方がシートポストが長く出ますので大きめのシートパックにも対応できそうです。写真の状態でグリップ(STIレバー)上面とサドル上面が同じ高さにセットしてあります。初めてのロードバイク、サイクリング用途、小柄な方などを考え併せますとこのようなセッティングで始めていただくのが良いと思います。

http://www.raleigh.jp/

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