Works店長の作業日記

2020年2月20日

フィレット仕上げ


このフィレット仕上げされたフレームを見ているとトムリッチーさんを思い出します。90年代初頭、少し前まで影も形も無かったマウンテンバイクが年々勢いを増しているころでした。カリフォルニア州ロングビーチ(ネバダ州リノだったか?)のバイクショーには大手メーカー以外にもハンドメイド(当時はもちろんスチール製)のマウンテンバイクがその美しさを競っていました。中でもトム リッチーさんが造る“RITCHEY”の美しさ、カッコ良さは特別なものでした。フィレット仕上げという、パイプの接合部を一旦ローで盛りそれをどこから見てもなめらかな曲線に磨いて仕上げられたフレームを初めて見た時は感動と驚きに近かったように思います。
このVIGOREも素晴らしいフィレット仕上げでお客様もたいへん気に入っておられ30年ほどご愛用です。かなり使い込まれペイントはキズだらけですがまだまだ使い続けたいということでコンポーネントを入れ替えることになりました。リアカセットスプロケットは6S/ロー28Tでエンド幅は130mmです。130mmは現在ロードバイク(リムブレーキ)の規格です。それに今ではロードバイク用でもローギア34Tを使えます。ということで、ロードバイクコンポ/フロントシングルギアでリメイクします。

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