Gallery完成車詳細

2016年4月25日

MAKINO カスタムメイド


エム、マキノサイクルファクトリーで1本ずつフルハンドメイドにて制作されるフレームはお客様の体格、用途、お好み、ご予算などをうかがいながら仕様を決めます。このフレームをご注文下さったFさんの場合ですと現在ご使用中のカーボンフレームロードである程度ポジションが出来ていますのでそのポジションからサイズを決めました。用途はブルベで400kmまでは経験されており今後それ以上の距離を視野にいれてフレームチューブの選定をします。このフレームチューブの選定はエム、マキノサイクルファクトリーにお任せしています。用途、剛性、重量などを考えあわせ、ビルダーが積み重ねた経験で選択していただきます。フレームカラーもマキノではスタンダードカラーを設定しておらず色見本を用意しましてペイントしてもらいます。Fさんはボールペンを持って来られましてこんな感じのグリーンでというご希望でした。ボールペンをお預かりしましてマキノへ送っておきますと写真のとおりほぼ見本と同じカラーに仕上がってきました。MAKINOというロゴも字体、カラー、入れる場所を選択していただけます。価格はロード仕様の場合、標準仕様が146,000円でサイズオーダーはもちろん、カラーも単色で特別な塗料をつかわないペイントですと色見本に合わせて仕上げてもらえます。このFさんのフレームはオプション料金を加えて185,500円です。今回のオプションはダウンチューブ下側のボトル台座追加1,500円、フロントフォークにライト台座8,000円、トップチューブとダウンチューブをオーバーサイズ(ラグもオーバーサイズ)にしたことによるアップチャージが30,000円で合計185,500円になりました。(税別価格です)
オーバーサイズというのはトップチューブの直径がスタンダードパイプがφ25.4mmに対してφ28.6mm、ダウンチューブの直径がスタンダードパイプがφ28.6mmに対してφ31.8mmになります。つまりそれぞれ3.2mm直径が大きくなります。オーバーサイズと聞くとアルミフレームなどのいわゆるファットチューブと呼ばれるような極太チューブを連想される方もおられるようですが直径3.2mmの違いです。しかし3.2mmでも乗り味、剛性感は変わります。スタンダードにもオーバーサイズにもそのチューブの肉厚(通常両端が厚く中央部は薄い=ダブルバテッド)にも選択肢があり価格も違います。ある程度フレームのご予算を決めていただきその予算内でエム、マキノサイクルファクトリーにて検討していただきます。
クロスバイクでサイクリング入門、初ロードモデルがMAMINOという方もおられますし、今回のFさんのようにカーボンロードを乗り込んで次はスチールのMAKINOという方もおられます。1本ずつフルハンドメイドで制作さますので納期は現在のところ約4ヶ月かかりますが乗りやすい1台が仕上がります。お問い合わせお待ち申し上げております。

http://www.makino-cf.com/

  • 自転車の選び方へ
  • 自転車ギャラリーへ
ページトップへ