昨日(3月24日)は気温も上がり良いお天気に誘われてゆっくりと66kmほどサイクリングを楽しみました。
お目当ては和菓子落雁。いつものことで、耳寄りなお客様情報、ありがとうございます。そのお話では琵琶湖名所の一つ、堅田の浮御堂近くに金時堂という和菓子のお店があり、約百年続く老舗だそうです。落雁という名称の由来が近江八景の一つ、堅田の落雁からきているそうで(所説あり)金時堂さんでも落雁はイチオシ銘菓のようです。その金時堂さんを目標に、江文峠・途中越・伊香立・堅田・山中越という予定で走り始めました。冬の間は日曜の朝ポタのみでしたから、その二倍ほどの距離になりますので朝ポタの時よりももう少しゆっくり、少なくとも気持ちの上ではそんな感じで走っていました。そんな私のペースですから平日でも何人もの方が追い抜いていかれましたがもうレーパン(レーサーパンツ)と半袖バイクジャージの方がほとんどでした。
江文峠、途中越をどうにかこなして、伊香立方面へ向けて国道477号から県道47号へ入ります。一昨年の夏に棚田を見にサイクリングで来た時にはまだ工事中でした新しい道路が開通していて、車の少ない道路を緑の多い景色を楽しみながら走りました。伊香立を抜け、堅田までほぼ下り坂です。堅田は今まで何度も自転車や車で国道161号上を走り抜けていますが街の中を散策するのは初めてでした。味のあるちょっと古めの街並みが残っていたりするところや、神社、そして浮御堂など堅田を再発見しました。
常々、琵琶湖をクルーズする大型遊覧船、ミシガンやビアンカはどうやって琵琶湖に運んだのか疑問に思っていました。昔、流行った漫才(春日三球・照代)のネタに「地下鉄どこから入れるんでしょうね!?」というのがありましたがそんな気分です。そしたら、ナント!ナント! 堅田にあの大きなクルーズ船を造った造船所があるんですよ! その名は株式会社杢兵衛造船所(もくべえぞうせんじょ)。かなり感動しました。
お目当ての落雁は小さな箱入りでの販売で、背中のポケットやシートパックには入りそうもないので今回は断念、いちご大福と栗大福を一つずつ買い求めました。
堅田を発って向かい風の国道161号を大津方面へ、そして山中越を止まりそうになりながらもどうにか超えて無事に戻りました。距離66km(CAT-EYE アベントゥーラで計測)、登坂高度858mでした。
戻ってから私はいちご大福、奥さんは栗大福をいただきました。もちろんとっても美味でした。
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