こんにちは! 京都出町TAKENAKAです。ラレーのクロスバイクをご愛用のお客様からハブオーバーホールとブレーキシュー交換を承りました。ありがとうございます。
ハブコーンの状態は良好でしたので、ハブ内部、アクスルまわりをクリーニングし、新しいグリスを入れて組みなおしました。入念な玉当たり調整が肝心要です。
1990年代のことです。友人の伝手でコロラド州ボルダーにあるサイクルショップを少し手伝った時に「Qレバーを締めるとアクスルのたわみにより、ベアリングは+αの力で押さえられるのでそれを考慮して玉当たり調整をする」と教えてもらいました。私だけかもしれませんが、日本では耳にしない話しでした。
このような問題を改善すべく、組み上ったホイールとして設計・販売される完組ホイールで中上位クラスの完組ホイールに採用されているハブはアクスルの直径を大きめにしてたわみを減らすように設計されています。