Works店長の作業日記

2023年7月13日

メンテナンス マイパナソニック その2

 

 

こんにちは! 京都出町TAKENAKAです。マイパナソニックをメンテナンス、その2。ホイールの中心部、ハブのオーバーホールをしました。分解したついでに、ペダルを止めた空走時にフリーホイールボディ内部がゴロゴロする感じがあり気になっていましたので交換しました。リア右コーンが虫食いの始まりでしたのでそれも交換しておきました。このハブはカップ & コーンという自転車ハブとしてはコンヴェンショナルな構造を採用しています。オーバーホールできる、玉押し(コーン)の微調整ができるなど利点があります。欠点はたぶんですが、高品質なものを造ろうとしますと、それなりにコストがかかることではないかと思います。いくら高品質なベアリング(鋼球)を採用してもそれを受けるカップ/コーンなどの材料・精度が高品質でなければ全体の品質を上げることができません。近頃増えていますカートリッジベアリングを採用した場合ですと回転性能はカートリッジベアリングのみで完結していますのでハブ体は正確な位置にカートリッジベアリングが収まるように出来ていれば良いわけです。その方がハブ体は造りやすいのではと推測します。カートリッジベアリングを使ったハブの場合はカートリッジベアリングが傷んできましたらそれを交換します。

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