こんにちは! 京都出町TAKENAKAです。ラレーのグラベルロード“CRC”を自転車通勤にご使用のお客様から主にブレーキのメンテナンスを承りました。ありがとうございます。
シマノでは、ディスクローターは厚みが1.5mmになると交換して下さいと言っています。前後共に1.6mm以上ありますので、ローターはクリーニングしまして継続使用します。新品は1.8mmです。ブレーキパッドは、リアはもう少し使えそうですがフロントはちょうど交換時期でした。シマノ純正ブレーキパッドは材質の違いでレジンパッドとメタルパッドがあります。キャリパーの工場出荷時に付属しますのはレジンパッドです。メタルパッドはより制動力と寿命が向上します。ただ音鳴りが出やすいと言われています。しかし、この点につきまして、当店のお客様でメタルパッドにしてから音鳴りが出るという方は今のところおられません。このCRCのお客様はレジンパッドで何もご不満は無かったのですが、以前の交換時、レジンパッドが在庫切れという時にメタルパッドを装着、通勤ルートに峠が有りまして、その下りで制動力の違いを実感されました。以来、フロントにメタルパッド、リアはレジンパッドをご使用です。両方経験されて、「違いはわからん」とおっしゃられる方もおられます。
ディスクブレーキはメリットが多く、デメリットはあまりありませんがブレーキパッドの摩耗具合を確認しにくいのが難点です。河川敷サイクリングロードのような平たん路が多いのか、山間部が多いのかなど使用条件でブレーキパッドの摩耗具合は違いますが、最初は3,000~4,000kmほど走行されましたら点検をおすすめしています。あまりにも摩耗が進み過ぎますとディスクローターにダメージを与えてしまい、ディスクローターも交換せねばならない場合もあります。点検整備で安心安全!
グラベルロード CRCは残念ながら生産終了モデルです。現行ラインナップですと、CR-DCやRFF(グラベルクロス)などがちょっと太めのタイヤを履いたモデルです。ラレー各モデルの店頭在庫が徐々に揃ってきました。お問い合わせお待ち申し上げております。(TEL 075-256-4863 水曜日定休)
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