Works店長の作業日記

2021年5月24日

青空の曽爾高原 NEOCOZMA

 

 

こんにちは! 京都出町TAKENAKAです。昨日は久しぶりに青空の日曜日ということでお客様方もサイクリングを楽しまれたようです。チタンフレームのニューウエーブ“NEO COZMA”をご愛用のFさんは約200kmのロングライドで奈良県は宇陀の曽爾(そに)高原へ行かれたそうです。写真を送って下さいました。ありがとうございます。青空が広がる高原!行ってみたい!

NEO COZMAに採用されていますチタンチューブはおそらく世界で唯一だと思いますがスパイラルチューブという製法が採用されています。(ダウンチューブ、シートチューブ、右チェーンステー)板状のチタンシートをらせん状に巻いて溶接しチューブ状にするそうですが溶接の形跡はまったくと言えるぐらいありません。フレーム本体はフルチタン製でフロントフォークはチタン製又はカーボン製を選んでいただけます。重量で選ぶとチタン製が535g、カーボン製が420g(どちらもディスクブレーキ用、カタログ表示)なのでカーボン製フロントフォークに軍配があがりますが興味としましてはこのチタン製フロントフォークに目が行きます。興味と言いますのはまずその製法ですね。カーボン製ですとほとんど自由自在に形状を造ることができるでしょうが金属、特に加工が難しいチタンでこの形状はどのように造られるのか? 販売元のSPEED COGの方も冗談半分にトップシークレットと言って教えてはくれません。もう一つの興味はフレーム本体/フロントフォーク共にフルチタンの乗り味です。多くのチタン製フレームではカーボン製フロントフォークを組み合わせておりチタン製フロントフォークを採用したモデルはほとんど見ません。

表面仕上げも当初のマットフィニッシュとミラーフィニッシュに加え、バーニシュフィニッシュも選べるようになりました。見た目の違いだけでなく、マットフィニッシュは剛性感が高くなるそうです。一部ペイントをしたカラーも加わり選択肢が増えました。

電子制御変速システム/シマノDi2にも対応していますので油圧ディスクブレーキ/Di2での製作が可能です。装着可能タイヤ幅が25Cまでの設計と28Cまでの設計の2タイプがあります。通常受注生産になりますので2~3ヶ月の納期が必要です。6-4チタン、3-2.5チタンの選択やフロントフォークの選択、仕上げの違いで価格が変わります。¥462,000(税込、フレームセット)~¥594,000(税込、フレームセット)お問い合わせお待ち申し上げております。

http://www.smartcog.co.jp/speedcog/tk-bike/index.html

 

  • 自転車の選び方へ
  • 自転車ギャラリーへ
ページトップへ