Works店長の作業日記

2021年9月9日

ニューデュラエース、ニューアルテグラ

 

 

こんにちは! 京都出町TAKENAKAです。昨日は取引先の一社、ミズタニ自転車さんで先日発表されましたシマノ・デュラエースとアルテグラの新製品を見せていただきました。今まではデュラエースが新発売された翌年にアルテグラ、その翌年に105の新製品が発表されていましたのでデュラエースとアルテグラが同時に新製品発表されるのは初めてのことです。予想外だったのはデュラエースと同じく、アルテグラも機械式変速はなくなり電子制御式Di2変速のみになりました。もうなくなるかもと噂されていましたリムブレーキはどちらも用意されます。Di2とディスクブレーキの組み合わせではセミワイアレス又はフルに配線する従来型を選べます。リムブレーキとの組み合わせでは今までのDi2のようにフルに配線が必要です。セミワイアレスの場合はSTIレバーには配線は不要になりますので最近増えていますステムとハンドルが一体になったケーブル内蔵タイプに対応しやすくなります。レバー左右それぞれにボタン電池を入れます。もちろんバッテリー残量確認もできます。STIレバーで使う電気はスイッチ操作と電波を飛ばすだけですのでボタン電池でかなり使えるようです。フロント/リアの変速機(ディレイラー)用電源はシートポストに充電式バッテリーを内蔵しまして、電気コードでフロント/リアの変速機(ディレイラー)とつなぎます。充電は専用ケーブルを使ってパソコンなどのUSB端子とリアディレイラーを接続します。リアディレイラーは充電端子の他にバッテリー残量確認やセミシンクロ/フルシンクロを切り替えるスイッチなども装備しています。今までのDi2には必要でしたジャンクションAの機能がリアディレイラーに内蔵されているようです。だからでしょうか、リアディレイラーは高価で、デュラエース/RD-R9250は88,704(税込)、アルテグラ/RD-8150は45,276円(税込)です。

デュラエースとアルテグラの仕様はほぼ同じです。12Sになりましたリアカセットスプロケットはどちらも11-30T又は11-34Tの2種類が用意されます。フロントギアの歯数はアルテグラでは50×34T、52×36Tの2種類が用意され、デュラエースではその2種類に加えて54×40Tも用意されます。クランク長はどちらも160mmから用意されるのは嬉しいですね。167.5mmはデュラエースのみです。価格はデュラエースが約45万円(税込)、アルテグラが約28万円(税込)です。

ホイールもデュラエースとアルテグラで線製品が発表されました。中でもアルテグラはコストパフォーマンスが高そうです。リムはフルカーボン製でリムハイトは36mm/1,483g、50mm/1564g、60mm/1644gの3種類が用意されます。クリンチャータイヤ、チューブレスタイヤ兼用です。価格は3タイプともに157,300円(税込、前後セット)です。スルーアクスル/ディスクブレーキ専用ですがリアカセットスプロケットは12S/11S両方に対応します。

デュラエースホイールは選択肢が幅広く用意されます。ディスクブレーキ用クリンチャー/チューブレス、ディスクブレーキ用チューブラータイヤ、リムブレーキ用チューブラータイヤの3タイプがあり、それぞれにリムハイト36mm、50mm、60mmが用意されます。さすがデュラエース! アルテグラよりも一段と軽量に仕上げられ、36mmハイトですとディスクブレーキ用クリンチャー/チューブレスで1,350g、ディスクブレーキ用チューブラータイヤですと1,150gというたいへん魅力的な軽さです。デュラエースホイールは12Sリアカセットスプロケット専用で11Sには対応していないのはちょっと(かなり)残念! 価格はどのタイプも233,580円(税込、前後セット)です。

コンポーネント/アルテグラ、ホイール/アルテグラですと合計約437,300円ですので、コンポーネント価格はちょっと高くなった感がありますが、ホイールはリーズナブル感がありますので合計金額ですといいところではないでしょうか。入荷予定につきましてはなんともお返事しにくい状況ですがお問い合わせお待ち申し上げております。

#デュラエース #9200 #アルテグラ #8100

 

  • 自転車の選び方へ
  • 自転車ギャラリーへ
ページトップへ