Works店長の作業日記

2017年12月1日

2018パナソニックサイクル


2018年のパナソニックは電動アシストとPOS(パナソニック オーダーシステム)が柱です。電動アシストには今秋発売されましたEバイクの“XM1”が加わりましたのでますます力が入っています。坂道の多い地域にお住まいとか、子供を乗せて走ることが多い方など実用面での電動アシストは便利でご愛用者は増える一方ですし、通学距離が長い自転車通学の方にも増えているようです。ちょっと遊び用途のモデルも増えており、中でもJコンセプトは興味深いモデルです。Jコンセプトの想定用途はポタリングということだと思います。そうしますと変速機構はついている方が便利そうですがシングルスピードなんですよ。2018年モデルでは内装3段付も追加されますがシングルスピードが基本にあります。説明を聞いてみますと歩く散歩より自転車で散歩する方が行動範囲も広くなって楽しいと感じていただけるような使い方を想定しており、ちょっと変速したくなる上り坂ぐらいはアシストがより強くはたらくことで変速せずに上れてしまうだろうし、後輪ハブまわりをシンプルにできるというメリットもあり、シングルスピードということだそうです。使い方によってはたいへん的を射コンセプトだと思います。
 Eバイク(電動アシストスポーツサイクル)のXM1は好評でオレンジのフレームカラーが追加されます。2018年からはシマノの電動アスストユニットSTEPSを使ったライバルが増えそうでそれだけにおもしろくなって行きそうです。
 POSでは小売価格75,000円(税別、基本価格)のスチールフレームが追加されます。選択出来るフレームカラーも増えますので自分好みの一台をよりお求めやすい価格で制作できるようになります。新色にはまるでメッキ仕上げに見えるような塗装が加わりました。話題のディスクブレーキ/スルーアクスルを使ったモデルなども検討されているようですが今回はまだ発表されませんでした。カーボンモデルをラインナップに持たないパナソニック、メイド イン 大阪ジャパンのスチールとチタンでスポーツサイクルを追求するパナソニックPOS。よろしくお願い申し上げます。

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