ピナレロ PRINCE DISK ULTEGRA(2020)をお買い上げいただきました。ありがとうございます。お客様のご希望でサドルは好評をいただいております、フィジーク ADAPTIVEへ、ホイールはDEDAのカーボンホイールへアップグレードモディファイさせていただきました。DEDAのカーボンホイールにはリムハイトが30mm、45mm、62mm、88mm(チューブラータイヤ用のみ)の4タイプが用意されています。その中から一番軽い30mmを選択されました。DEDAはフレーム素材を供給するメーカーとして業界ではなじみがありますがユーザーの方にはハンドルバー/ステムで優れた製品を出し評価を得たブランドです。ホイールメーカーとしては後発だけにフルクラム/カンパニョーロに対抗すべく性能・価格でおすすめしやすい製品を展開しています。注目ポイントその1。20万円クラスのカーボンホイールでセラミックベアリングを採用しています。耐久性が高くスムース回転長持ち!注目ポイントその2。フロントリムもオフセットデザイン! 少し専門的な話になりますが、ディスクブレーキ仕様ではフロントホイールもリアホイールほどではありませんがハブフランジセンターとオーバーロックナットセンターに差がでます。よってスポークテンションは左右均等にはなりません。そこでリアホイールでは広く採用されている方法をフロントホイールでも採用、スポークホールの位置をリムセンターからずらして左右のスポークテンショがイコールになるように設計されています。左右のスポークテンションがイコール又はニヤーイコールのメリットは大きいのですが私の知っているところ、フロントホイールでオフセットデザインを採用していますのでDEDAのみです。たしかに、フロントホイールではセンターの差はリアホイールに比べれば小さいのでそこまでしなくてもという考えもあると思いますができればイコール又はニヤーイコールの方が優れているのは確かなことです。注目ポイント その3。おまけですがおまけ以上のホイールバッグ付属。車に積むときや自宅で保管する時に便利なホイールバッグ、ちゃんとパッドが入っています。2本入ります。
PRINCEの話を書くつもりでしたがほとんどDEDAなってしまいました。ピナレロではPRINCE、PRINCE FX、 DOGMA F12などでフレーム販売が用意されていますので、ご希望のコンポで制作を承りますが、今回のお客様のようにピナレロ完成車の一部を変更しましてご希望の仕様に仕上げることも承ります。ご相談下さい。
https://www.riogrande.co.jp/pinarello_opera/
https://www.riogrande.co.jp/product/term/642