Works店長の作業日記

2020年10月16日

ラレー CRFをモディファイ。


しなやかな乗り味が好評をいただいておりますスチールロード、ラレー“CRF”をご愛用のお客様から、「もう少し峠の上りをなんとかしたい…」ということでリアスプロケットを最大ローギア34Tのタイプに入れ替えるというご依頼をいただきました。ありがとうございます。CRFの標準仕様は最大ローギ30Tでリアディレイラーはシマノ・105のSSモデルが組み込まれています。SSモデルで使用できる最大ローギアは30Tまでですので34Tを使う場合はリアディレイラーをGSモデルへの交換も必要です。チェーンも少し長くなりますので交換します。
これでフロントローギア34T、リアローギア34T、ギア比1.0になります。ペダル1回転で後輪も1回転します。ちなみにトップ側ですとフロントギア50T、リア11Tでギア比4.55、ペダル1回転で後輪が4.55回転します。
私が70年代中ごろに初めて入手しましたロードレーサーはリア5S(5段ギア)で、たしかトップギアは14T、ローギアは21Tか23Tだったように思います。フロントギアは50Tと42T。リアのローが23Tだったとしまして、ロー側42×23Tでギア比1.86、トップ側50T×14Tで3.57になります。5S/1.86~3.57と11S/1.00~4.55。
筋力をアップするとか体重を減らすのはかなり効果があると思いますが毎日乗れるわけではありませんし、食事量を減量効果が期待できるほど減らすのは難行苦行に近いので自転車をモディファイするというのは現実的な方法だと思います。

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