こんにちは! 京都出町TAKENAKAです。ラレー CRCのメンテナンスを承りました。ありがとうございます。CRCは生産終了モデルですがラレーでは最初のディスクロードです。2019年2月からご愛用ですのでちょうど4年になります。定期的にメンテナンスを受けながら、すでに約32,000km走行しておられます。今回は消耗品の交換以外に右STIレバー交換となりました。リアシフトの具合がおかしいということで右STIレバーを点検しますと内部に故障が有るようでした。冬季にたまにあります、グリースの硬化による作動不良でしたら対応できるのですがパーツのどこかが壊れているようでした。STIレバーにはブレーキに関する部分とギアシフトに関する部分が有ります。そのギアシフトに関する部分のみの修理が出来るのではとシマノに問い合わせますと申し訳ないことに修理はできないのでSTIレバー全体を交換していただくことになりますということでした。
たしかに補修パーツ表を見ますと、リムブレーキ仕様(ST-R7000)はブラケットボディやレバーユニットなども販売されていますがディスクブレーキ仕様(ST-R7020)では周辺小物は販売されていますがブラケットボディやレバーユニットなどは番号が割り当てられていません。(販売されていません)そこで懸念されるのが、シフトケーブルの切れ癖がついた場合にリムブレーキ仕様(ST-R7000)ではケーブル巻き取り部を含むパーツ交換が可能ですがディスクブレーキ仕様(ST-R7020)の場合はSTIレバー全体を交換することになってしまいます。今回のような故障は初期の段階で芽を見つけるのは難しいのですがケーブル切れは点検や交換である程度防ぐことが出来ます。点検整備で安心安全!