Works店長の作業日記

2023年10月14日

オーバーホール RITCHEY SWISS CROSS リッチー 京都

 

 

こんにちは! 京都出町TAKENAKAです。RITCHEY SWISS CROSS(リッチー スイスクロス)をご愛用のお客様からオーバーホールを承りました。ありがとうございます。2001年春からご愛用の車両で何度もオーバーホールやコンポ入替えをしていますのでフレーム以外にその当時のものはありません。2001年ですとまだグラベルロードは発売されていませんので太目のタイヤを履いたロードバイクをつくろうとしますとこのようにシクロクロス用フレームをベースに制作していました。このフレームはRITCHEY LOGIC WCSという、たしか日本のTANGE製軽量スチール/クロモリパイプを使っています。かなり気に入っていただいているようで20年オーバーご使用です。当時はまだロード用ディスクブレーキが発売されておりませんのでドロップハンドルではカンチブレーキ、この方のようにフラットバーの場合はVブレーキを使うのが一般的でした。このRITCHEY SWISS CROSSには、今では貴重なシマノXTR(MTBコンポのトップグレード)のVブレーキが装着されています。せっかくのXTRですから、その性能が十分に発揮出来るよう台座のコンディションを整えました。リムのブレーキシュー当たり面研摩もしました。フロントチェーンリング(フロントギア)はもう少し使えそうでしたが次回オーバーホール時ですと部品供給が終わっている可能性がありますので今回交換させていただきました。主にシマノ105/#5800を使っていますので105シリーズとしましては2世代前のモデルですから互換品が無いパーツは注意が必要です。前後ハブコーンの状態はノーダメージ。リアディレイラーのプーリー軸も錆無しでした。メンテナンスで安心安全。

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