2016年5月6日
スポークの選択 手組ホイール
手組ホイールはハブ、スポーク、リムの組み合わせにより重量や剛性が変わります。リムが違えば重量や剛性が変わるのはわかりやすいのですが、同じハブ、リムを使った場合でもスポークの選択で剛性は変わります。DT SWISS COMPETITION 2.0×1.8mm 又は1.8mm×1.6mmや同じくDT SWISS REVOLUTION 2.0×1.5mmなどバテッドスポークをよく使用します。バテッドスポークは両端が太くなっています。2.0×1.8mmですと両端の直径が2.0mmで中ほどは1.8mmになっています。金属疲労によるスポークの破損はハブ側又はリム側のどちらかの端で起こることが多く、中程から破断することはまずありません。バテッドスポークは合理的な設計です。今回はREVOLUTION 2.0×1.5mmを採用します。