2017年9月7日
Eバイクスポーツ シマノ STePS
「Eバイクスポーツ シマノ STePS」。6日(水)はシマノの2018年製品展示会がありました。ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクなどのコンポーネントが中心ですが新鮮なアイテムとして、Eバイクスポーツ(電動アシスト付スポーツバイク)用メインユニットとなります「STePS」が発表されました。一足先に輸出はされていたようですが日本国内規制に会うメインユニットが発売されます。パナソニックのような電動アシストユニットを自社開発できる規模のメーカーでなくてもこのシマノ STePSを使ってEバイクスポーツを生産・販売できるようになります。
Eバイクスポーツがどのように広がり発展していくのかは想像するしかありませんが、会場で聞こえてきた話しを紹介しますとヨーロッパでのカップルの話し。(ヨーロッパ仕様はアシスト力が高い)「男性がサイクリングファンで休日はサイクリングへ出かけたい、彼女は特にアスリート系ではなくスポーツサイクルに乗っても走行ペースが合わないので困る」。
そこで男性は彼女に電動アシスト付スポーツバイクをプレゼントしました。いっしょに走れるようになったのはいいのですが峠では場合によっては彼女の方が先に頂上に着いてしまうことがあるそうです。
最新の電動アスストは走行スピードだけでなくトルクも感知してどのくらいアシストするかを判断するようにプログラミングされているそうです。たとえば同じ時速8kmで走行している状態であっても平坦な道路を軽いペダリングで走行している8km/hと峠道を上っている時の8km/hではアシスト力は違うそうです。シマノとしてはアシストのかかり方が不自然に感じないように努力しているそうです。
パナソニックからは間もなくXM1が発売されますし、今後どのように発展していくのか興味深いカレゴリーです。
http://cycle.panasonic.jp/special/xm1/