Works店長の作業日記

2025年6月24日

Myカーボンホイール制作中です。 GROWTAC(グロータック) DT SWISS SAPIM

 

 

こんにちは! 京都出町TAKENAKAです。Myカーボンホイールばなしの続きです。リムは価格、重量、品質などを考慮しましてGROWTC(グロータック) EQUAL(イコール)からハイト30mm、スポークホール数24Hを選択しました。リムは1本ずつ注文できますのでフロント30mm/リア40mmのように前後で違うハイトを組合すことが出来ますし、スポークホール数もフロント24H/リア28Hのような組み合わせも可能です。スポークはSAPIM(サピム) CX-RAYです。両端φ2.0mm丸断面でメインパートは扁平になっています。メーカーホームページによりますと2.0mm丸プレーンよりも引張強度が高く、しかも軽量という優れたスポークで、色々な完組ホイールにも採用されているスポークです。スポークニップルはSAPIM(サピム) SecureLock アルミのレッドにしました。ブルー、ゴールド、シルバー、ブラックも選べます。このニップルには緩みにくい工夫がされています。ハブはDT SWISS 240EXPです。ハブの剛性を客観的に比較するのは難しいと思いますが、完組ホイールが一般化する前、手組ホイールをせっせと組んでいたころ、リム、スポークは同じでも、ハブが違うとホイール全体の剛性が違った仕上がりになるような感覚がありました。ハブボディに記されたDURA-ACEという文字が私の脳に暗示をかけたのかもしれませんが…。そんな過去の経験もあってハブはDT SWISS の中でも最上位グレードの240EXPを選びました。このハブは各種リアスプロケットに対応したフリーボディが用意されているのも良い点です。シマノロード12Sは従来のHGフリーボディとロードHGL2フリーボディの両方に装着可能ですが、例えば将来はロードHGL2専用リアスプロケットになるかもしれません。そのような場合でもおそらくフリーボディの交換でホイールを使用し続けることが出来るのではないかと思います。動力伝達機構もスターラチエットというDT SWISS独自のものです。特許期間が終了したようで新興メーカーが採用するケースも増えているようです。分解しまして、この機構を見ていますと自動車のマニュアルミッションのクラッチ機構からヒントを得たのではと創造します。Fハブ115g、Rハブ224g、スポーク(24本)113g、ニップル(24個)9g、リム370g、これらを使って現在制作中です。

https://www.dtswiss.com/ja

#グロータック #GROWTAC #DTSWISS #手組ホイール

 

  • 自転車の選び方へ
  • 自転車ギャラリーへ
ページトップへ