Works店長の作業日記

2021年7月10日

カンパニョーロ EKAR(エカル)

 

 

こんにちは! 京都出町TAKENAKAです。イタリアの老舗コンポーネント/ホイールメーカーCAMPAGNOLO(カンパニョーロ)が2021年ニューコンポーネントとして発売しました“EKAR”(エカル)を使って、ちょっと太めのタイヤを履いたロードバイクをご検討いただいております。ありがとうございます。シマノGRXシリーズ、カンパニョーロEKAR(エカル)でご検討いただきました結果、EKAR(エカル)を選択されました。EKAR(エカル)は2021年ラインナップで発表されましたグラベルロード用コンポーネントです。グラベルロード用という前提ですが舗装路を中心にツーリング的なサイクリングを楽しんでおられる方にもお勧めできるコンポーネントです。

ホイール装着が12mmスルーアクスル、ディスクブレーキ台座がフラットマウントのグラベルロード、ロードバイクフレームでしたらたいてい組み込み可能です。

フロントギアはシングルギア仕様のみ、リアスプロケットは13Sというところが特徴です。リアスプロケットのトップギアは9T又は10Tとなっていまして、従来の11T用のホイールでは対応できません。N3W仕様のカセットホイールボディを持つホイールと組合すことになります。現在N3W仕様はカンパニョーロから1モデル、フルクラムから2モデル発売されています。その中からカンパニョーロ シャマルカーボンDB N3Wにされました。現状、N3W仕様でカーボンホイールとなりますとこのシャマルカーボンDBのみになります。シャマルとネーミングされたホイールは、たしか90年代後半に販売が始まったアルミディープリムモデルからモデルチェンジを重ね色々ありますが現在販売中のシャマルカーボンDBはカンパニョーロでは初のエンデュランス性に特化したホイールです。強度の目安になりますASTMカテゴリーは舗装路/未舗装路走行可能で落差15cm以内で使用可能な2です。カテゴリー1ですと舗装路専用になります。C21規格でインナーリム幅21mmです。

メインコンポーネント/ホイールは決めていただきましたがフレームは詳細ご検討中です。フルハンドメイドスチールフレーム“MAKINO”でオーダーは決めていただきました。MAKINOはお客様の体格、用途やご希望をお聞きしながら仕様(サイズ、カラーその他)を決めます。今回の場合、お客様のご希望タイヤサイズは700×28~32Cですが25~30Cとか35~40Cなどご希望に沿って設計してもらえます。同じ28~32Cでも舗装路中心に走る場合と、シクロクロス用タイヤなどを履いて未舗装路へも積極的に行くかによって、フレームとタイヤのクリアランスが変わってきます。(泥詰まり考慮)体格と用途がオーダーの基本ですがもっと細かいところまで相談に乗ってもらえます。フレームカラーもカラーサンプルをご用意いただけましたらほぼご希望のカラーで仕上がります。

カンパニョーロEKAR(エカル)やシマノGRXなどグラベルロード用コンポーネントが発売されたおかげで、ツーリング的なサイクリングを楽しんでおられる方の選択肢が増えました。お問い合わせお待ち申し上げております。

http://www.makino-cf.com/

 

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