2017年3月31日
PINARELLO(ピナレロ) GAN試乗、Fizik(フィジーク)シューズM4B
3月29日(水)は堺市にありますカワシマサイクルサプライ(ピナレロジャパン)に用事がありましたのでついでにPINARELLO(ピナレロ)GANの試乗車をお借りしまして海の近くの一般道(オールフラット)を90分ほど走ってみました。少し風があるものの晴れていて気持ちよく走れました。先日試乗させていただいたDOGMA F10やF8と比べますとGANの方が私には適度な剛性感、走行感でフレンドリーな印象です。乗っていて感じたのですがF10やF8との違い、重量や空挺抵抗…というようなカタログで説明されていること以外にペダルを回している時の高揚感に大きな差があるんですよ。F10、F8はレーサーに乗っている、レーサーのペダルを回しているという気持ちが高まります。スペックには表現されませんが選手のモチベーションアップには重要な項目だろうと思います。
GANにフルクラム レーシングZEROを履いて走ってみたかったのでいっしょにお借りしました。タイヤのグレードが違いますので公平な比較になりませんがスタートした瞬間に軽さを実感できました。スピードを上げやすく、ペースが上るほど違いを感じることができます。価格の差に見合った走行感の違いを実感できました。レーシングZEROの方がWH-RS010よりも剛性は高いと思いますが走行感は悪くなりません。GANのフレーム剛性が高すぎないことと、軽快さがアップすることで良い印象になるのだと重います。
FIZIK(フィジーク)シューズ M4B(23,650円)も自分用におろしましてGANに付けて初走行しました。ペダルは普段パナソニック シクロクロスに付けている、スニーカーとビンディングシューズ兼用モデル、シマノPD-T780です。M4Bの魅力はその新鮮なデザインですがもちろん機能もつくりもしっかりしています。靴紐のラインがカーブしていますがどうもこれは単なるデザイン上だけのことではないようです。BOAダイアルを回しながら締め加減を調整している時のアッパーが足の甲をつつむような感じがグッドです。ソールやヒールカップはもちろんしっかりしていますし、つま先部にゴムを貼ってプロテクトしているのは嬉しい配慮です。スニーカーとバイクシューズの走行感を比較してみたのですが、「違う!」という感動の大きさはホイールをWH-RS010からフルクラム レーシングZEROに履きかえた時よりも大きいかもしれません。バイクシューズはソールが固く作られていますので、「力が伝わる」感が大で、自分の脚力がアップしたのではと錯覚しそうです。上り坂ではもっと効果がありそうです。