Works店長の作業日記

2021年11月1日

ヴィンテージ HOLKS、メンテナンス。

 

 

こんにちは! 京都出町TAKENAKAです。ヴィンテージHOLKSのメンテナンス。まず、出来ればヘッドパーツ(フレーム本体とフロントフォークの接合部)を交換したいというご希望ですのでその規格を確認です。

DixnaやOnebyESUなどでおなじみ、東京サンエスさんのカタログから借用しました表にありますように1インチヘッドパーツにはJIS規格とITA規格があります。このフレームがどちらの規格を採用しているか確認が必要です。フレームに圧入されているヘッドパーツを外しまして確認しますと、JIS規格が採用されていることがわかりました。このフレームが造られたころは、現在スタンダードと言えるアヘッドタイプはまだ出回っておりません。フォークコラムにネジが切ってあるスレッドタイプです。アヘッドタイプは最初にマウンテンバイクで普及しました。激しくオフロードを走行してもヘッドセットが緩みにくいというのが一番の理由だと思います。ロードバイクに普及した理由はカーボン製フォークコラムにネジを切ることは出来ない、(一般的なダイスでは出来ない)からというのが大きな理由のように思います。

スレッドタイプの場合はJIS規格、ITA規格の確認に加えて、スタックハイトの確認が必要です。スタックハイトはヘッドパーツの厚み(高さ)です。大まかに言いますと、フォークコラム長 - ヘッドチューブ長 > スタックハイトとなります。もし、フォークコラム長 - ヘッドチューブ長がスタックハイトより短い場合は装着できないことになります。

ラレーCLBではスレッドタイプが採用されています。これはクラシック感の演出という役割だと思います。CLBは基本的にはクロスバイクですがフレームと同色のフェンダーを装備するなどネオクラシックデザインに仕上げられています。現在、ラレー CLBは530mm、アガドブルーが店頭にございます。

¥87,400(店頭、税込価格) お問い合わせお待ち申し上げております。(TEL 075-256-4863)

※店頭販売のみです。

ご不便をおかけいたしますがクレジットカードはお取り扱いしておりません。JACCS分割払いはご利用いただけます。

http://www.raleigh.jp/

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