Works店長の作業日記

2021年2月8日

ネオクラシックデザインが好評! ラレーRFC。

 

 

どことなく、なんとなくクラシックな雰囲気が人気のラレー“RFC”を製作中です。ラレーなどメーカー完成車は写真のように通称(業界用語)七分組と言われる七割方組まれた状態で大きなダンボールに入って入荷します。梱包を解いて残りの3分を仕上げれば自転車の形にはなりますが私はこの七分組を一旦分解します。

RFCのヘッドセットはリテーナータイプのベアリングを採用していますのでグリスを点検し、玉当たり調整を入念にします。ブレーキケーブル、シフトケーブルはいつも長めになっているいのでどうも収まりがわるく、ケーブルが描くカーブが悪いと抵抗も増えます。RFCの場合ですとブレーキケーブルはスチールケーブルをシマノ純正ステンレスケーブルに入れ換え、シフトケーブルはコーティングケーブルが採用されていますのでそのまま使います。どちらも適切な長さにし、アウターケーブルでカバーされる部分はケーブル用グリスを塗布して仕上げます。ホイールはタイヤ/チューブを一旦外しまして、バランス調整やスポークテンション調整などをします。一つひとつ各作業を丁寧にすることでブレーキ操作、シフト操作、走行感などに差がでます。定期的なメンテナンスで長くご愛用下さい。

http://www.raleigh.jp/

 

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