Works店長の作業日記

2020年2月27日

リムにクラック


フィレット仕上げが美しい約30年もののVIROREマウンテンバイクのメンテナンス(リメイク)。コンポが入荷しましてまずリアホイール製作にとりかかりましたがどうも振れが収まらない。良く見るとスポークホールからクラックが入っていました。残念ながら一旦中断しましてリムを手配します。マウンテンバイクのリムサイズは現在3種類あります。従来一般的でした通称「26」、26とは言いましてもママチャリの26とは違います。26より大きい「29」、29のリムサイズ(外径)はロードバイク用700Cと同じです。26よりちょっと大きい「27.5」、27.5はトラディショナルなランドナーで採用されていた650Bとリムサイズ(外径)が同じです。最近はこの27.5(ニイナナハンと呼んでいます)が一般的になってきまして、例えばアラヤ・Muddy Fox“MFB”も27.5を採用しています。今回必要なのは26ですが現在では選択肢が少なく、出来ればスポークホール数36を用意したいのですがなおさら入手はむつかしくなります。そこでスポークホール数32でさがしますとアラヤ製でTX-633というリムがありました。30年ものの車両をさわるとなりますと予定外のことが起こることもありますので納期(と予算)に余裕を見ていただきますとありがたく存じます。
http://araya-rinkai.jp/bikes2019

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