2020年10月23日
30年もの、6.5kgチタンロード。
約30年前のチタンロードバイクです。ある方が「ここに置いておくのが似合う」と言って本当に置いて行かれました。短期間でしたがモリ工業(大阪)という会社が国内で生産販売していたフレームです。スチールフレームが主流のころです。その時に入手可能なできるだけ軽いパーツを選んで一台仕上げたそうです。写真ではブレーキレバー/ブレーキケーブルがありませんがそれらを取り付けた状態で計測してみますと、なんと6.5kgでした。30年前に6.5kg!です。驚異的な軽さです。後加工ではなくメーカー製品とは言え軽め穴をあけるなど涙ぐましい努力の結果の6.5kgです。残念ながらやはり無理があったようで、左クランクにクラックが入ってしまいました。何千キロも走行したわけではないそうです。
それからは置物になっていたようです。
現在のチタンフレームならSPEEDCOGの “NEO COZMA”がおすすめです。6-4チタンの板をスパイラル状にしてパイプに成型するという独自の技術で造られています。その高い技術で多業界へ製品を供給されているそうです。カーボンフレームといは一味違ったしなり感、走行感が魅力です。
http://www.speedcog.com/products/neocozma.html