Works店長の作業日記

2023年7月21日

カンパニョーロ スーパーレコード ワイヤレス

 

 

こんにちは! 京都出町TAKENAKAです。Campagnolo(カンパニョーロ)はイタリアの老舗名門スポーツサイクルコンポーネントメーカーでシマノも1970年頃にスポーツサイクルコンポーネントに注力すると決めたころはカンパニョーロに追いつけ追い越せという心意気でした。(とN氏が語っておられました)1988年にアンディ ハンプステンさんがジロ ディ イタリ総合優勝を獲得した時はシマノ デュラエースを使っておられたので、このあたりで追いついたということになるのではないかと思います。アンディ ハンプステンさんとは1990年代前半ぐらいにBoulder Coloradoでいっしょに食事をさせてもらったことがあります。私は覚えていますがアンディ ハンプステンさんはとっくに忘れていると思います。何より、そのことを日本に帰って話しても誰も信用してくれなかったことを覚えています。

カンパニョーロのトップグレード“SUPER RECORD”がフルワイヤレスシフトで発売されることになり、先日その技術講習会に行ってきました。フルワイヤレスが一番の特徴ですが個人的にはカンパニョーロがマイクロコンパクトと言う、ギア歯数に興味があります。フロントは50×34T、48×32T、45×29Tの3タイプ、リアスプロケットは10-25T、10-27T、10-29Tの3タイプです。トップギアが10TなのでN3Wというフリーホイールボディを持つホイールのみに装着できます。フロントアウターギアが45Tですと一般的なフロントディライラー取付台座の調整範囲ではベストな位置に取り付け出来ないのでスギノから販売されていますアダプターなどを使うことになります。日本国内の電波法が影響しまして今のところ発売は今年の12月予定とのことです。早割キャンペーンが用意されています。8月1日(火)までにご予約いただきますと定価から10%OFFになります。仕様により多少差がありますが10%OFF後で約77万円です。高価ではありますが、エレクトリックワイヤーを使うスーパーレコードEPSと定価で比較しますと約3%アップで収まっています。オール新製品(12Sクランクセットも専用)を3%アップでまとめたのは拍手ものだと思います。スチールならMAKINO、チタンならNEO COZMA、カーボンですとピナレロ DOGMAなどに搭載していただくのが良いかと思います。MAKINOですとフロントディライラー取付台座は仕様予定の歯数に合わせてセットできますし、NEO COZMAは専用取付クランプを使いますので50Tでも45Tでも最適なセットが可能です。そうしますと、ホイールはカンパニョーロ HYPERON ULTRA!ですかね。お問い合わせお待ち申し上げております。

 

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