Works店長の作業日記

2017年7月31日

CO2ボンベでエアー(CO2)充填


「CO2ボンベでエアー充填」。スポーツサイクルのタイヤはけっこう高い空気圧が指定されています。いわゆるママチャリの27×1-3/8サイズですと約3気圧です。それがクロスバイクの700×28Cサイズですと約6気圧から7気圧ぐらいを指定したものが多くなり、ロードバイクですとそれ以上です。家でフロアーポンプを使って空気を入れる時は特に問題はないと思いますがサイクリング中にパンクした時は7気圧前後まで携帯用小型ポンプで充填するのはかなりたいへんな作業です。そこで圧縮二酸化炭素が詰まったCO2ボンベを使う方が増えてきました。このCO2ボンベでエアーを充填しますとタイヤのサイズにもよりますが7気圧ぐらいは短時間(ほぼ一瞬)で充填できます。
当店では主に3タイプを販売しています。ご常連のお客様がCO2ボンベセットを買い換えるとおっしゃいますので3タイプを実際に使用して比較していただきました。TNIのダイアル式(クイックスクリュー)、レザインのダイアル式とプッシュ式の3タイプです。TNIのダイアル式はボンベヘッドとボンベが2本付属して1,600円、ヘッドとバルブはネジ式で固定です。レザインのダイアル式(ブラック)はヘッドとボンベ1本付属で2,940円です。この3種の中ではこのヘッドだけがフレンチバルブと米バルブに使用できます。他の2種はフレンチ専用です。バルブへは差し込むだけです。レザインのプッシュ式(シルバー)もバルブへは差し込むだけです。このヘッドが軽そうに見えますが測ってみますと1グラム軽量でした。あまり差はありません。店頭で3タイプを使用して比較していただいた結果、初めてCO2ボンベセットを購入される方はTNIのダイアル式が価格的にリーズナブルだしバルブとヘッドをネジ式で固定できる点でも使い良いのではとなりました。レザインのプッシュ式は慣れれば一番素早く充填できます。レザインのダイアル式はCO2の出力を加減しやすい点がプラスポイント、という評価をいただきました。
CO2を充填しますと翌日にはけっこう空気圧が下がっています。早めにフロアーポンプで充填し直して下さい。

  • 自転車の選び方へ
  • 自転車ギャラリーへ
ページトップへ