2019年1月12日
チネリ ヴェルトリクス ディスク
「2019 チネリ ヴェルトリクス ディスク」。イタリアの老舗名門チネリの2019年ニューモデルです。リムブレーキモデルも用意されていますが、特にディスクブレーキを念頭に開発されました。ディスクブレーキモデルはメインコンポーネントにシマノ105を採用しました完成車仕様のみでフレームセットの販売はありません。リムブレーキモデルはフレームカラー/ホワイトのみですがフレームセットの販売もございます。デザインの自由度が大きいカーボン素材の特性をうまく活かし、全体もディテールも美しくまとめられています。この写真のモデルはフレームサイズがLなのでレーシングモデルとはまた違ったダイナミックさがあります。オレンジベースにブルーのアクセントを組み合わすセンスはさすがチネリ! 念の為、装着をおすすめしましたチェーン落ち防止のK-EDGE プロロード直付チェーンキャッチャーもブルーにしてみました。
メインコンポーネントは2018年に新発売されました、シマノ105でブレーキは油圧ディスクです。ホイールの固定方法はディスクブレーキロードのスタンダードになりました、スルーアクスル方式でフロント12mm×100mm、リア12mm×142mmです。スルーアクスルの場合、アクスル軸はフレームに付属するのが一般的です。このモデルでは6mmアーレンキーを使うタイプが付属しています。Q(クイック)軸タイプのように工具を使わずにレバーで着脱したい場合はシマノから発売されていますスルーアクスル軸が使用できます。
ブレーキ操作が軽い、ブレーキパッドの摩耗以外は走行距離を重ねることによる変化が少ない、雨天など悪条件でも制動力の低下が少ないなどがディスクブレーキ(特に油圧ディスクブレーキ)のメリットですがそれら以外にも、カーボンホイール(リム部もカーボン)の場合は専用のブレーキシューを必要としますのでアルミリムホイールとカーボンホイールを使い分ける時にその都度ブレーキシューの交換が必要になりますが、ディスクブレーキの場合はその必要がありません。また近年ではリム幅が多種になり、同じアルミリムホイールでもリム幅が違うものを使い分ける時はその都度ブレーキ調整が必要になりますがディスクブレーキの場合はその必要がありません。
ディスクブレーキかリムブレーキか、迷った時はディスクブレーキ!をおすすめします。
http://www.podium.co.jp/cinelli/bike/